染色加工は、大きく「準備」「染色」「仕上」の3つの工程に分かれています。
倉庫から、原反(げんたん)または生機(きばた)という、まだ加工していない織物を出します。
原反を調べてミシンで繋ぎます。
のりや油、汚れなどを洗剤のような薬品で取り、よく水で洗います。
熱風で乾かします。
織物が縮まないように高い熱をかけてのばします。
織物を手ざわりの良いようにやわらかくします。
織物に染色液をポンプで吹き付け、動かします。
ロープ状になっている織物を広げながらきれいに積みます。
樹脂を使って手ざわりの良いように改良した後、乾かします。
メーターを使って、規格どおり(幅、密度等)に正しく織物を仕上げます。
できあがった製品を厳しく調べます。
一反ずつ包んで箱につめ、トラックで配達します。