環境活動・地域貢献活動

基本理念

近年、世界的に気候変動や環境汚染の発生が多発してきていることから環境問題に対する関心が高まりつつあります。こうした観点から、私たちも自らの事業活動を環境問題との関わりや影響度合いなどを今一度確認し、環境の保全活動に自主的かつ積極的に取組み貢献していくことが経営の重要課題であると考えております。

基本方針

  1. 事業活動が環境に与える影響を正しく認識し、全社員で継続的な環境改善に取組む。
  2. 環境に関する法律・規制・協定などを遵守し環境負荷の低減に努める。
  3. 環境保全は資源・エネルギーの有効利用を基本と考え、
    省資源・省エネルギー・リサイクルの推進と廃棄物の削減に努める。
  4. 環境監査を実施し、環境管理の維持徹底を図る。
  5. 地域社会とのコミュニケーションを大切にし、地域の環境保護活動に協力する。

3Rで「地球環境」にやさしい企業へ

3Rとは

Reduce(リデュース)、Recycle(リサイクル)、Reuse(リユース)の3つの単語の頭文字を表します。

3R ライフサイクル

CO2削減へ向けての取組み

「R.P.Fボイラー」で廃棄物もリサイクル&リユース

これまでムダに焼却処分されてきた廃プラスチックをR.P.F(Refuse Paper & Plastic Fuel)という燃料に蘇らせて利用するボイラーです。ウラセ、マルサンアイの加工における主原料である繊維もR.P.F燃料として再資源化(Thermal Recycle サーマル・リサイクル)しています。

繊維くずリサイクルシステム R.P.Fボイラー

重油使用を抑え環境負荷低減

R.P.Fボイラーを導入することにより、CO2排出量が多い重油使用量を従来の5分の1に抑えられます。染色加工中の環境負荷を抑えることが、環境意識の高い大手顧客からも高く評価されています。

蒸気用ボイラー燃料使用量の推移

オフセット・クレジット(J-VER)プロジェクト認証登録企業!

ウラセ、マルサンアイではオフセット・クレジット(J-VER)制度に、2012年6月19日「RPFの利用による化石燃料由来CO2排出削減プロジェクト」を登録し、2013年5月14日に認証されました。(クレジット認証量34,898(t-CO2/年))
地球温暖化の原因になる温室効果ガスの削減を行うことにより、環境に配慮した企業活動を行っています。

オフセット・クレジット(J-VER)プロジェクトとは

プロジェクトを計画し、環境省から認証を受けるとカーボン・オフセット等に活用が可能な、金銭的価値があるオフセット・クレジット(J-VER)が発行される制度です。

カーボン・オフセットとは

カーボン・オフセットとは、企業活動などで出た温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。

排水リサイクル&リユース

排水の約20%を再利用

ウラセでは、年間約200万トンの水を利用しますが、その内の約20%を再利用(Reuse)しています。

排水リサイクルの流れ
排水リサイクル設備

地域社会と共に歩む企業を目指して

地元の名水を使用したミネラルウォーター事業

「わかさ瓜割の水」の製造・販売

名水百選である「瓜割の滝」の湧水を使用したミネラルウォーター事業にウラセグループとして参入。若狭の名水を広くアピールすることで、地域貢献・地域活性化につなげています。

わかさ瓜割の水:工場 わかさ瓜割の水:製品